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  • 執筆者の写真Motoharu Watari

カヌーフリースタイル世界選手権2022

2022年6月27日~7月2日、イギリス ノッティンガムのHolme Pierrepont Whitewater Park(通称HPP)で開催されたICF Canoe Freestyle World Championshipsに日本代表として参戦してきました。

SNSしか更新できていませんでしたが、今年の4月に開催された日本選手権で6位となり、補欠として代表入り、繰上りで出場権を得たのでした。


職場でわがままを聞いてもらい、6月11日~7月10日までの1か月に渡る長期合宿をさせてもらいました。朝4時や5時(日本時間の12時や13時)からリモートワークで仕事をし、8時間ほど働いてから午後にコースで練習するという毎日でした。

ハードな毎日でしたが、職場の協力とデジタルツールのおかげで、夢のような1か月間を過ごすことができました。大人になって、仕事をしながら世界大会に参戦するという機会はなかなかないとは思いますが、これも一つのやり方としてアリな世の中になってきたのだなと思います。


HPPは本当にパドリング天国という感じで(ニュージーランドでも同じようなことを書いた気がしますがw)フリースタイルスポットが無数にあり、どれもかなりレベルが高い。

特に有名なインレットゲートはなんでもトライさせてくれる理想的なホールでした。大会会場のツインホールはやや斜めで癖があるものの、それでもトップ選手が1600点をたたき出す最高のホールです。

スラローム、フリースタイル、ダウンリバー、SUP、ラフティングと様々なパドラーが利用していて、それを受け入れるだけの広さがあるのも魅力的でした。

夜の18:00や19:00ごろになると学校終わりや仕事終わりの人がぞろぞろとコースにやってきてにぎわっており、裾野が広く、実力のある選手が多い理由もうなずけます。


大会のほうは練習の平均点しか出せない、という至極当たり前の現実を改めて突き付けられる結果になりました。

大したことのない自己ベストの点数すら超えられず、悔しい結果となりました。別に失うものなど何もないし、気負う理由も特段見当たらないのですが、経験したことのない観衆と応援を前に120%など発揮できるわけもなく、、、これから積み上げていくしかないのだなと感じています。

生で見たことのない技の数々に圧倒され、YouTubeやSNSの英雄たちと言葉を交わし、少し教えてもらい、なるほどこれが世界か、すげえなまったく、とひたすらに圧倒されて帰ってきました。


数か月あっと今に経ってしまいそうですが、少しずつ詳細なレポートをアップしていきたいと思います。


渡 元春




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