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  • 渡 元春

フリースタイルカヤック サーフィン基本のき


フリースタイルカヤック サーフィン基本のき

先日アップしたトップの取り方に重ねて重要なサーフィンの基本。

ここではサーフィン=ウェーブやホール内の位置どりと捉えて説明します。

最近大学の同期に教えていて、結構重要なポイントだと思ったもので。

カヌーで波に乗りながら俯瞰で見るようなイメージというのはよく聞く話だと思います。

自分もカヌー初心者のころにそう教わりました。

では俯瞰で見るイメージってどうやったら持てるのでしょうか?

【常にウェーブの中心を見る、意識する】

感覚だけでボートの位置を把握したり俯瞰をイメージするのはとても大変です。そんな仙人みたいな感覚を持てなくても、サーフィンは結構簡単にできます。

大事なことは常に波の中心を見ることです。

波の中心を見ながらサーフィンすると、その中心から自分がどのくらい離れているのかがよくわかります。

特に波の端まで来た時はどこまでがウェーブ内で、どこからが出てしまうのかもよくわかります。

また、視線を向けるということは、カヤックも自ずとそっちに動かしやすくなるので、ウェーブの端のアウトフローに出てからトップを取るという際も、フラッシュしにくくなります。

意図せず波から出てしまう、カヤックで波の中を移動するのが難しい、フェリーで遠いウェーブへのエントリーがうまくいかない、などの悩みをお持ちの方も多いと思います。

自分も四国の寺家安土ウェーブや長瀞サクラウェーブのエントリーに苦戦してました。

これらの悩みも、波の中心を見るということでかなり解消できます。

この動画だとわかりにくいですが、ウェーブの端からトップを取って戻る際にはやはり波の中央(トップ)を見て戻っています。

こんなイメージ

このようにして自分の位置を把握することで、俯瞰で見るようなイメージを持ってウェーブ内をカヤックで自在に動き回れるようになります。

フリースタイルカヤックって上達するのがとても難しいスポーツだとこの頃感じています。

サーフィン一つとっても知っているかいないかだけで動きが変わってしまったり。

しかも、サーフィンで位置どりできないとそもそも技の練習ができなかったり。

なかなかカヌーの位置どりがうまくいかないという方は、この方法をぜひ試して、いろんな技に挑戦してみてください。

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