JFKAサーキットルールブック
- motoharu
- 2018年8月30日
- 読了時間: 3分
先日発売されたプレイボーティングVol.61のJFKAサーキット関東大会のレポートで◯山さんがJFKAのルールブックをもう少しわかりやすい位置にリンク貼って欲しいという内容のことが書いてありました。
恥ずかしながらそれまで自分もICFのルールブックはチェックしていても、JFKAのルールブックが公開されていることを知りませんでした・・・。
調べてみると確かにありました。
「JFKA ルール」と検索すると出てきます。
ルールを知って出場した方が、よくわからずにやるより俄然楽しいと思います。
ここではおそらく意外と知らずにやっている人も多い?フラットクラスとヴァーティカルクラスを簡単に解説します。
ちなみにJFKAルールブックはこのHPのTOPページにもドキュメントをダウンロードできるようにしておきましたので、詳しいルールはそちらをご参照ください。
【フラットクラス】
JFKAの入門編に最適のフラットクラス。いろんな技ができなくても、サーフィンさえできればチャレンジできる手軽なクラスですが、45秒コンプリートを狙うか、スピンを狙うか、各選手の作戦が見えて面白いクラスです。
サーフィン1秒につき10ポイント+45秒コンプリートならボーナスで追加450ポイントなので900ポイントになります。
ところが、スピンは半回転で100ポイント。
つまり4回転すればサーフィンポイントも加味すると確実にコンプリートを越えてくるわけです。
コンディションにもよりますが、コンプリートに失敗すると400ポイントくらいで止まってしまうので、果敢にスピンで攻めていきたいところですね。
【ヴァーティカルクラス】
今最も熱いクラスといっても過言ではないでしょう。関東大会で「世界の八木にチャレンジ!」企画を行ってから、まさに戦国時代と言えます。
こちらはどれだけ回転させたかを競うルールになっており、まさにフリースタイルの基本が問われるクラスです。
ボートが半回転するごとに1エンドと数え、テクニカルポイントが入ります。
角度が30度以下なら1エンド10ポイント、30度以上ならその3倍の30ポイントです。
さらに技が成立していればバラエティポイントも入ってきます。これは係数になっており、テクニカルポイントXバラエティポイントが総合点となります。
例えばループに成功するとバラエティポイントは0.6ですので、テクニカルポイントX1.6となります。
ここではスピンとカートでテクニカルポイントが3倍違うというのがやはりポイントかと思います。
丁寧にスピンで3エンド回すよりも、カートで1エンド入れる方が素早くポイントが加算されるわけですので、連続カートにならなくても、1エンドずつでも角度を出すのも戦略の一つです。もちろんそれだけだとバラエティポイントが全く入らなくなってしまうのですが・・・。
また、私もテクニカルのジャッジをすることがありますが、ジャッジは皆さんの予想以上に「回転」を厳しく見ています。しっかり回しきらないとエンドが入らないのでご注意ください。
ルールを知ってもっと大会を楽しんでいきましょう!

Comments